馬耳山塔寺、八十余りの石塔へ続く岩山の道
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真安の馬耳山では、馬の耳にたとえられる二つの岩峰を見上げ、アム・マイボンの下に集まる八十余りの石塔をたどりながら、公式に示された金堂寺・塔寺・銀水寺へ続く道の意味を読み解ける。
真安の馬耳山では、最初に目へ入るものと、塔寺で足を止めてから見えてくるものが少し違う。山はアム・マイボン(687.4m)とス・マイボン(681.1m)を含む二つの主峰と小さな峰々から成り、名は馬の耳に似た姿に由来すると真安郡は説明する。遠くから輪郭を見たときには、二つの峰がこの場所の入口になる。けれども塔寺へ近づくと、アム・マイボンの下に並ぶ石塔群が、岩山を背景ではなく具体的な場所として引き寄せる。南側から見える小さな穴状の地形はタフォニとして案内され、馬耳山の礫岩層が堆積、固結、隆起、差別侵食を経て現在の形になったという説明も、峰の表面を見る視線を与える。この記事は現地を訪ねた記録ではなく、公式資料を手がかりに、山の形、塔寺の石塔、そして案内された道順を一続きに読むための案内である。
案内 01
二つの峰を先に見る
馬耳山の名を聞いて塔寺だけを目的にすると、石塔に着く前の山の輪郭を見落としやすい。真安郡の案内では、馬耳山は真安邑丹陽里と馬霊面東村里の境にまたがり、アム・マイボンとス・マイボン、さらに複数の小峰から成る。二つの主峰の高さは近いが同じではなく、アム・マイボンは687.4m、ス・マイボンは681.1mと示される。ここで大切なのは、高さを競う数字として覚えることではない。馬の耳に似た姿という名の由来を知ると、二峰を一枚の山容として見る理由が分かり、塔寺へ向かう前から視線の置き方が定まる。
馬耳山の岩肌を読むもう一つの手がかりが、真安郡が説明する地質の成り立ちである。礫岩層は中生代白亜紀に堆積して固まり、その後の隆起と差別侵食を経て現在の峰の形になったとされる。南側から見える大小のくぼみはタフォニとして紹介され、地形に関しては2019年の国立地質公園認証も案内されている。石塔だけを近距離で眺める視点と、岩山の表面まで含めて眺める視点は競合しない。前者は塔寺の場を具体化し、後者はなぜその場の背後にこの独特の峰があるのかを考えさせる。
各地の案内に挙げられる二つの主峰を見比べるときは、687.4メートルのアム・マイボンと681.1メートルのス・マイボンを、別々の到達点としてではなく、周囲の小峰を伴う一続きの岩山として捉えられる。南側で示されるタフォニの大小のくぼみは、礫岩層が堆積、固結し、隆起と差別侵食を経たという説明に視線を戻す手がかりになる。峰の稜線だけで終えず、岩肌の起伏まで目で追うことで、馬の耳に似るという山名の印象にも、地形の時間が重なる。真安邑丹陽里と馬霊面東村里の境に広がる位置を意識すれば、二つの峰の間隔や高さの差も、地図上の数字ではなく山容を丁寧に読む輪郭として受け取れる。

案内 02
石塔の数より、形の違いを見る
塔寺はアム・マイボンの下にあり、公式案内では大きさも形も異なる八十余りの石塔がある場所として紹介される。数の多さはまず印象に残るが、数えることだけでは石塔群の構成はつかみにくい。案内では外줄形と円錐形などの区分が示され、同じように見える石が一律に置かれているわけではないことが分かる。石塔の前では、どれが最も目立つかだけでなく、低い塔と高さのある塔、細い印象の塔と量感のある塔が、岩山の下でどう並んでいるかを見比べると、八十余りという数が景観の密度として読めてくる。
二つの見方を置くなら、一方は峰の輪郭を基準に石塔群を見ること、もう一方は石塔群の内部で形の違いを読むことである。公式には上方の天地塔が中心となる主塔として紹介されるため、そこを起点に周囲の石塔との関係を追うこともできる。ただし、ここでの二つの視点は、どちらが正しいかを決めるためのものではない。岩峰が先にあるから石塔群の背景が理解でき、石塔の形を見分けるから岩峰の下にある塔寺という位置が具体的になる。山と塔を別々の名所に分けずに見ると、短い立ち止まりでも場の重なりが見えやすい。
アム・マイボンの下で石塔群を見る際は、八十余りという数を一度に把握しようとせず、外줄形や円錐形と案内される輪郭の差を近くの塔どうしで比べるとよい。上方の天地塔が主塔とされることを手がかりにしても、そこだけを切り取らず、周囲に異なる大きさと形の塔がどのように連なっているかへ視線を広げられる。背後には687.4メートルのアム・マイボン、対する681.1メートルのス・マイボンを含む岩山があり、塔の細部と峰の輪郭は同じ場所で重なって見える。石の量感、細長い姿、円錐状の姿を順に見分けると、石塔群は単なる集合ではなく、岩峰の下に生まれる密度のある景観として立ち現れる。
案内 03
公式の順序は、山を読むための手がかり
真安郡が示す登山路の一つには、南部駐車場、金堂寺、塔寺、銀水寺、天王門、馬耳山観光団地駐車場をつなぐ3.3kmの区間が含まれる。この並びは、目的地までの所要時間や負荷を断定する資料ではなく、どの地点が順に現れるかを確かめるための公式の骨組みとして使うとよい。金堂寺から塔寺へ、さらに銀水寺と天王門へという名称の連なりを先に知っておけば、石塔だけを見て戻るのではなく、山の中に複数の場所が配置されていることを意識できる。現地では案内表示と公式情報を照合し、その日の通行条件に従うことが前提になる。
もう一つの一般観光コースでは、馬耳山観光団地駐車場、天皇門、銀水寺、塔寺石塔群、塔影池、金堂寺、南部駐車場という順序が提示され、逆方向の利用も案内されている。二つの公式資料に共通しているのは、塔寺が単独で切り離されず、寺域や池、駐車場を含む複数の地点の間に置かれていることだ。どちらを最初に見るかは、混雑を避けるための一般論ではなく、当日確認できる案内と自分が山の輪郭から入りたいか、石塔群から読み始めたいかによって考えられる。順路の名称をメモとして持つだけでも、目の前の道を単なる通過区間にせず、場所の構成を確かめる時間に変えられる。
公式の二つの順序を並べて読むと、南部駐車場、金堂寺、塔寺、銀水寺、天王門、馬耳山観光団地駐車場を結ぶ3.3キロメートルの区間と、馬耳山観光団地駐車場から天皇門、銀水寺、塔寺石塔群、塔影池、金堂寺、南部駐車場へ至る一般観光コースの重なりが見えてくる。前者では塔寺の前後に金堂寺と銀水寺が置かれ、後者では塔影池も加わるため、名称を追うだけでも石塔群が道の途中に位置することを確かめられる。一般観光コースは逆方向の利用も案内されている。どちらの並びでも、塔寺で見た異なる形の石塔を、次の地点へ向かう前の記憶として保ちながら、複数の場所を結ぶ山の構成を改めて読み直せる。

案内 04
見終える前に、現地の案内をもう一度確認する
馬耳山と塔寺を読むとき、石塔群を写真の背景や到達の印だけにしないことが、この場所への距離を縮める。アム・マイボンの下に八十余りの石塔があり、形には外줄形や円錐形などの区分があり、天地塔が中心の主塔として案内される。さらに、二つの主峰と南側のタフォニは、塔寺の上にある岩山を具体的に意識させる。こうした確認済みの要素を順に重ねると、石塔、岩峰、道は別々の見どころではなくなる。立ち止まる場所が一つ増えるたびに、次の地点へ急ぐよりも、今いる位置が山のどの部分とつながるかを考える余地が生まれる。
一方で、営業時間、料金、臨時閉鎖、天候による安全管理、予約や駐車の条件は、この固定された資料では確定していない。だから本文では、利用条件や参拝上の細かな作法を推測していない。訪問前と当日には、真安郡の登山路・一般観光コース・塔寺の公式案内、必要に応じて韓国観光公社の日本語案内を確認したい。公式資料に出ている二つの順序は、山を読む入口として有用だが、現地の安全案内より優先するものではない。最新の案内を確かめたうえで、二峰の輪郭を見上げ、塔寺では石塔の形と配置を見比べる。その往復が、馬耳山を一つの場所として持ち帰るための静かな締めくくりになる。
締めくくりに残したいのは、アム・マイボンの下にある八十余りの石塔と、外줄形や円錐形に分けられる塔の輪郭、上方の天地塔、そして687.4メートルと681.1メートルの二峰が同じ視界の中で結び付く感覚である。南側に示されるタフォニのくぼみまで意識すると、石塔群の背後は単なる岩壁ではなく、礫岩層の堆積と固結、隆起、差別侵食を経た山肌として読める。南部駐車場、金堂寺、塔寺、銀水寺、天王門をつなぐ3.3キロメートルの区間や、塔影池を含む一般観光コースの名称も、場所を孤立させない手がかりになる。二つの公式の順序には重なる地点と異なる地点があり、その違いをたどることで、峰、塔、道の関係を静かに結び直せる。
公式情報
馬耳山道立公園
真安郡
馬耳山の二つの主峰、名称の由来、地質の形成過程、南側のタフォニに関する公式説明を確認できる。
馬耳山道立公園 — 馬耳山塔寺
真安郡
塔寺の位置、八十余りの石塔、石塔の形の区分、天地塔の説明を確認できる。
馬耳山道立公園 — 馬耳山登山路
真安郡
南部駐車場から金堂寺、塔寺、銀水寺、天王門へつながる公式コースの掲載内容を確認できる。
馬耳山塔寺
韓国観光公社
日本語で公開されている馬耳山塔寺の公式観光案内を確認できる。